金山駅徒歩2分で通える歯医者「まさき歯科・こども歯科」の石井です。
よく虫歯は感染るって話を聞きませんか?
これって本当?って思う方も多いと思います。
今回は虫歯が感染るのか?についてご説明させていただきます。
パパ・ママのお口は赤ちゃんのお口への影響が大!
赤ちゃんが生まれた後は慣れない育児や日々の仕事・家事等が忙しく、つい歯磨きをおろそかにしてしまいがちな時期です。
パパ・ママのお口が不健康だと、赤ちゃんのお口の状況にも影響を与えてしまうのです。
出産準備とともに正しいオーラルケアを心がけましょう。
実は生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、むし歯の原因となる細菌(ミュータンス菌)はいないのです。
ではむし歯菌はどこから来るのでしょうか。
それはパパ・ママのお口の中なのです!
パパ・ママと同じ食器を使ったり、噛み砕いたごはんをあげたり、またはキスをする事によって、パパ・ママのお口の中にいる虫歯菌が赤ちゃんに感染してしまうのです。
ではどうしたらよいでしょうか?
まずは感染経路を断つことが重要です!
・食器(お皿だけでなくスプーンや箸等も)の共用を避ける。
・口うつしや間接キスなどを行わない。
それと同時にパパ・ママは日々の歯磨きを念入りに行う事と、定期的に歯科受診を行う事で、むし歯菌の数を減らしましょう!
感染の窓
赤ちゃんへのむし菌の感染が特に起こりやすい時期が「1歳半から2歳半くらいまでの間」と言われており、この時期を感染の窓といいます。
この期間は上記に挙げた感染対策に念を入れる事をお勧めしています。
また、虫歯菌の感染を4歳まで防ぐことができれば、大人になったときに虫歯になる確率が15分の1になるという研究結果も出ています。
赤ちゃんの将来お口の為に、たとえ異常がなくても歯科検診を受けて、よい口腔内環境を保つように努めましょう。